■高齢者の展望

核家族化が著しく進む日本の現状では、子供たちが親の老後の世話をする事が困難になっている。
それは、子供たちが結婚し、生まれた子供を託児所へ預けて夫婦で働くケースが当たり前に成ったからです。
以前のように、妻が家庭で主婦業に専念するケースは少なくなって来ています。
夫婦で働く社会に変化している事によるものです。 親が高齢になり、身体に不自由をきたした時、又
痴呆が出てきた場合、もはやそういう家庭では面倒が見れなくなったからです。 たとえ専業主婦 でも遠方にいる場合はなかなか面倒見ることは難しいとい言えます。
これらの問題を解決する為には、高齢者を受け入れる施設の存在が必要不可欠というのが現状です。
中国でもこうした現象が既に起きているか、又将来このような施設の必要性が増大して来ると言えるでしょう。
私たちの取組む最新の福祉施設の設計を紹介いたします。 時代のニース゛、高齢者の個性を最重要視した施設つくりが求められています。



特別養護老人ホーム・ケアハウス・養護老人ホーム複合施設

たけべの里新築工事 (新型ケアハウス)施設の計画   2005年着工

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■ 特徴     対象は平均要介護(3.2程度)

■ 施設規模  120人

■ 付属施設  デイサービス施設 ・・・ 50〜100人程度

ホームヘルパーステーション

在宅介護事業所

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●対象は平均要介護(3.2程度)

●配食事業

●地域交流スペースの設置

■ 共通事項

  • 10人ごとにグループ化、それぞれに食堂・談話室の設置。 (特養・ケアハウス)
  • 介護しやすい動線を導入することにより、より行き届いた介護を提供できる。
  • 各階に準ラウンジを設置し、グループの環境を保ちながら家族とのの面会が可能。
  • 全て個室

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